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必要な保険金額は?

厚生労働省の患者調査(H17年)のデータによりますと、退院患者の平均在院日数(入院日数)は、すべての年齢層で37.9日と前回調査(H14年)より0.9日短くなっております。
思ったより少ないと感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、年齢階層別で見ると、65歳以上の方は52.1日と平均を2週間上回っております。(0〜14歳・・・9.7日、15〜34歳・・・14.8日、35〜64歳・・・35.5日、65歳〜・・・52.1日)

傷病別にみますと認知症など精神疾患関連の入院期間は65歳以上で平均323.9日と、ほぼ1年間になっております。このほか循環器系の疾患(65歳以上70.5日)、骨折など外因の影響(65歳以上51.1日)も平均で50日を超えます。数日で退院できる人もいらっしゃることを考えますと、実際には平均を大きく超える長期に渡って、入院する可能性も高いと言えます。

「退院後の行き先」をみますと家庭に戻れる人は86%です。残りの方は、他の病院に移ったり介護施設や福祉施設に移る人もいらっしゃいますので、転院により入院生活が長くなる人も少なくないということです。

1990年(H2年)以降、退院患者の平均在院日数は減る傾向にあります(H2年44.9日→H17年37.9日)が医療保険から病院への給付が減る傾向にあることや、公的介護保険の導入で長期入院患者が介護施設に移ったなどが理由のひとつだと思います。前述したように平均在院日数のデータは退院時点の在院日数であり、複数の病院での入院を通算したものではありませんので患者調査のデータだけでは、実際の入院日数が少なくなっているとは言い切れないでしょう。

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(平成16年度)によりますと69.3%の人が疾病入院給付金を支払われる生命保険に加入していて、昭和62年時の61.8%から7.5%増加しており自分のための保障に関心が向いているといえます。
また、日本人の死亡率のトップであるガンに対する保障についても、4人に1人が加入しています。

疾病入院給付金を支払われる生命保険の1日あたりの平均日額ですが、男性10,500円、女性8,200円となっており、昭和62年での男性7,300円、女性5,500円から4割以上増えております。

では、実際にはどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。同じく生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(平成16年度)によりますと自己負担費用の平均額は26.3万円ですが、「10万円〜20万円未満」が一番多く27.1%を占めています。さらに「50万円以上」も12.4%になっています。

これを、一日あたりの平均でみますと14,700円で、「10,000円以上〜15,000円未満」が25.9%と一番多くなっております。また、「20,000円以上〜」も21.7%と高い割合となっております。
加入金額をお決めになる際の目安として下さい。

また長期入院の場合、医療費の自己負担額が高額になりますので、家計の負担を軽減できるように一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される高額療養費制度がありますのでご活用ください。
(ただし、保険外併用療養費の差額部分や入院時食事療養費、入院時生活療養費は支給対象にはなりません。)


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